プロジェクトの趣旨

 あおもり駅前ビーチプロジェクトの紹介動画ができました!
 駅前ビーチの趣旨やこれまでの活動内容をはじめ、スタッフの意気込みを紹介しております。ぜひ、ご覧ください。

プロジェクトの趣旨

 青森の街は、江戸時代の開港を契機とし、港を核とした商業都市として大きく発展してきました。しかし、卸機能の郊外への移転や青函トンネルの開通による物流形態の多様化などによって、かつて海上交通の拠点として栄えた安方地区を中心としたエリアは、海辺の都市として発展してきた中心地としての面影も薄く、現在、市民にとって“遠い存在”となっているのが実情です。
 しかし、安方地区やその周辺ー帯は、開港から発展した青森の歴史や文化、物語性が重層的に重なり合う、市全域 の「重し」のようなエリアであると考えます。 本来、「港」は多くの人が訪れる「交流の場」「生活の場」です。かつてそこには豊かな海のめぐみを享受し生業とする 人々、海と遊ぶ子どもたち、海辺ならではの食を味わう人々といった、「海と暮らす人々」の姿があったはずです。 私たちは、青森港の商港としてのさらなる発展を標榜しつつも、同時に市民が「海との暮らしを再認識する」ことが、 今後青森の豊かな生活環境を実現していく上で重要なものと考えています。 本事業は、青函連絡船が80年にわたる役割を終えた今、青森駅付近の海辺を砂浜に再生し、魚達が集まる海辺、かつ、 ビーチとしても活用できる空間づくりをまずは目指します。そしてさらに、多くの市民に参画していただきながら青森の海辺」全体の魅力を高めていくことで、市民や来街者がふれあい・楽しみ・憩うことのできる地域づくりを進めていくことを目指すものです。

プロジェクトの趣旨

 プロジェクトでは2020年度のビーチの完成に向けて、みなさんとともに様々な取り組みをしようと考えています。まずは次の3つの視点に立って、活動を進めていきます。
●海辺を育てる。
 生物觀察、環境保護活動等、「海」と「環境」について体験しながら学べる、学習の場としてのビーチを作ります。私たちのチカラで海辺を育てながら、海の役割や生物について、たくさん学び、知ろう!
●海辺を育てる。
 砂浜づくりにいろんな人が集まることに よって「人と人」、「人と企業」、「人と街」などのたくさんのコミュニケーションが生まれます。みんなで海辺を語り、青森の海辺 の新しい可能性を切り開こう!
●海辺を育てる。
 大人から子供まで、家族みんなで潮干狩り や砂遊びをしたり、ビーチバレー、カヌー、ジョギングなどのスポーツが気軽にできる、気持ちのいい私たちの海辺をつくり、楽しもう!

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